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ラディアンティスフェムト秒自動波長可変光パラメトリック発振器 ORIA IR

カタログ/技術資料

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    レーザ

ORIA IR フェムト秒自動可変光パラメトリック発振器 (OPO) は繰り返し 80 MHz の各社フェムト秒チタンサファイアレーザ(TiS)光を近赤外 ~中赤外の広帯域に波長を変換し、筐体を完全密閉としたことでメンテナンス・アライメントフリーを実現しました。更に、独自の技術により高い変換効率が得られます。また、システムの設置はピックアンドプレース化を実現しました。

特長

・光学部品を一切交換することなくTiS レーザの波長域を手軽に広幅化 (990 ~ 4090 nm)
・各社市販フェムト秒チタンサファイアレーザに対応
・ハンズフリー動作:シールドヘッド
・自動波長可変:全制御をパソコン操作
・高変換効率、高ビーム品質
・3 出力ポート:①シグナル光、②アイドラ光、③ポンプ光
・ダイナミック分散補正モジュール:最短パルス幅を維持(各波長分散を個別制御)

アプリケーション

  • ■ 多光子励起(MPE)顕微鏡
  • ■ 時間分解分光法
  • ■ 波長ポンプ・プローブ実験
  • ■ コヒレント・反ストークスラマン分光法(CARS)
  • ■ ファイバオプティクス、光通信 

仕様

モデル ORIA IR ORIA IR XT
シグナル光波長可変域 990~1550 nm
アイドラ光波長可変域 - 1696~4090 nm
励起光波長可変域 710~820 nm
シグナル光平均出力 >1000 mW
アイドラ光平均出力 - >350 mW
シグナル光パルス幅 <200 fs
アイドラ光パルス幅 - <120 fs、1696~2000 nm
ビーム径 @ 1300 nm 1.4 mm ± 10%
ビーム拡がり角 <1 mrad
シグナル光変移 <600 μm / 540 nm
シグナル光位置安定性 <300 μrad / 540 nm
ビーム品質 TEMoo (M2 ≦1.2) TEMoo(M2 ≦1.2)(シグナル光)
TEMoo(M2 ≦1.3)(アイドラ光)
シグナル光ノイズ @ 1300 nm <1 % [rms]
出力安定性 5 %
偏光 直線(横)(>100:1)
繰り返し周波数 80 MHz
ヘッド寸法 (L×W×H) 703×395×192 mm

(1) 励起光:フェムト秒チタンサファイアレーザ(2.8 W, 80 MHz, 90 fs)時  

典型的なチューニングカーブ

rad_oria-ir_001.png rad_oria-ir_002.png

関連情報

アプリケーション例
・ ケーススタディ(フェムト秒)

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